蘆花恒春園の基本情報
以下では「蘆花恒春園」の基本情報についてご紹介します。
歴史
明治の文豪・徳富蘆花(とくとみろか)が1927年に死去すると、夫人は旧宅・耕地などの一切を東京市に寄付した。1938年2月、公園として開園。
備考
面積は約8万平方メートル。旧徳富蘆花邸のほか、ドッグランや八幡神社などを擁する。蘆花(1868~1927)の代表作は「不如帰」(ほととぎす)、「自然と人生」、「思出の記」など。
利用案内
無料/無休
住所
東京都世田谷区粕谷1-20-1
アクセス
- 京王線「芦花公園駅」
- 京王線「八幡山駅」
電話番号
03-3302-5016
公式サイト
蘆花恒春園の写真や動画
以下では「蘆花恒春園」について写真付きでご紹介します。
「正門」。芦花公園駅に近い入口。蘆花記念館に直接つながる。
「八幡神社」。園内北にある小さな神社。御祭神は誉田別命(応神天皇)で創建は不明。境内には「蘆花村入り百年記念碑」のほか、「御大典記念碑」、「御所神社」などがある。
「草地広場」。園内北東の、環八通りに沿った細長い区域。
「アスレチック広場」。環八通りから入る。近くには多目的広場あり。
「花の丘」。園内南部にあるくさび形のエリア。「萩のトンネル」、「タカトオコヒガン桜の並木」、「次郎桜」などがある。
「次郎桜」。篠田次郎の父・兼五郎が、息子の死を悼んで植えた桜の子孫。次郎は明治40年、青山学院に入学しながらも、学費不足を補うためにきつい労働を余儀なくされ、肺炎で急死した苦学生。
「タカトオコヒガン桜の並木」。高遠小彼岸桜(たかとおこひがんざくら)は、長野県高遠町から贈られた珍しい品種の桜。東京都内では、ここと新宿御苑周辺にしかない。
「児童公園」。園内の南西にある区域。
「徳富蘆花・旧宅」。昭和61年、東京都の指定史跡になった。入場無料で、開館は9:00~16:30。
「蘆花夫妻墓所」。1927年、蘆花が数え60歳で死ぬと、本人の意思によりここ恒春園に埋葬された。また愛子夫人は1947年、数え74歳で他界し、蘆花と同じ墓所に眠っている。
「共同墓地」。蘆花夫妻墓所の隣にある小区画。
「とんぼ池」。自然観察資料館に隣接する。NPO法人・芦花公園花の丘友の会が中心となって作られた人工池。とんぼの孵化を観察することができる。
「ドッグラン」。共同墓地の近く。面積は1,450平方メートルで、利用には事前登録が必要。問い合わせはサービスセンター(03-3302-5016)まで。