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東白鬚公園

 東京でお散歩できる公園の内、「東白鬚公園」について写真付きでご紹介します。

東白鬚公園の基本情報

 以下では「東白鬚公園」の基本情報についてご紹介します。

歴史

 東京で最も地震災害に対して弱いとされる「江東デルタ地区」の防災拠点として、1986年に開園した。「江東デルタ地区」とは、荒川と隅田川に挟まれた、墨田区、江東区、江戸川区にまたがる地域のこと。大地震や火災が起きた際には、この公園が避難広場となる。

備考

 面積は約10万平方メートル。公園の東側には、13階建の高層住宅が立ち並ぶ。また南池周辺では、1996年から「すみだイルミネーション」が開催されており、樹木やフェンスに、干支、花火、隅田川、東京スカイツリーなどをモチーフとしたイルミネーションが灯る。 東白鬚公園の園内マップ

利用案内

無料/無休

住所

東京都墨田区堤通2-2-1

アクセス

東武伊勢崎線「鐘ヶ淵駅」

電話番号

03-3614-4467

公式サイト

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東白鬚公園の写真や動画

 以下では「東白鬚公園」について写真付きでご紹介します。 隅田川に架かる白鬚橋
 「白鬚橋」(しらひげばし)。隅田川に架かる橋で、名は東岸にある「白鬚神社」にちなんでいる。
東白鬚公園・南ゲート
 「東白鬚公園・南ゲート」。明治通りに面したところに位置しており、近くには都立庭園の1つ向島百花園がある。
南池
 「南池」。普段は消火用の貯水池だが、毎年1月には「すみだイルミネーション」が開催され、色鮮やかなLEDライトが点灯する。明治通り方面には、東京スカイツリーがかなり迫って見える。
中央広場
 「中央広場」。シイノキ、シラカシ、タブノキなど常緑広葉樹が多く植えられているのは、火災発生時、火の粉や熱風から人を守ると同時に、火災の延焼を防ぐため。これを「防災樹」という。
テニスコート
 「テニスコート」。全部で4面あり、利用料金は1時間1,300円。
シンボルタワー
 「シンボルタワー」。デザインの元となっている「纏」(まとい)は江戸時代における火消しの象徴。当公園が火災発生時の避難場所となっていることから、「公園は近隣住民を火災から守る火消しである」という意味がこめられている。
隅田川神社
 「隅田川神社」。シンボルタワーのすぐ近くにある。
少年野球場
 「少年野球場」。2面あり、利用料は1時間500円(土日祝日は600円)。
木母寺
 「木母寺」(もくぼじ)。野球場の近くにある、梅若塚で有名な天台宗の寺院。
首都高速6号向島線
 「首都高速6号向島線」。公園を南北に結ぶ梅若橋から見たところ。向島線は中央区の江戸橋ジャンクションから、東京都葛飾区の堀切ジャンクションへ至る首都高速道路で、隅田川に並行して走っている。川の向こうにあるのは 汐入公園
防火アパート
 「防火アパート」。南北に細長い公園に沿うように立ち並んでいる白鬚東アパートは、18棟からなる巨大アパート。火災発生時の防火帯としての側面も持っている。屋上に見える黄色い物体は、火災から建物外壁を守るための水噴射装置「ドレンチャー」用の水槽。
白鬚東アパートの防火扉
 「防火扉」。木造建築家屋の多い東側で大規模な火災が発生したときは、この鉄の扉が閉められ、延焼を防ぐ。
北の園道
 「北の園道」。公園はアルファベットの「S」を、南北に極限まで引き伸ばしたような形をしている。よって園道はほぼ直線。
北池
 「北池」。火災が発生したときの消火用貯水池。入って遊ぶためのものではない。
東白鬚公園・北ゲート
 「東白鬚公園・北ゲート」。墨堤通りに面しており、近くにはカネボウ化粧品の物流を担う「KCロジスティクス」がある。ちなみにカネボウという社名は、この辺一帯の通称である「鐘淵」(かねがふち)にあった紡績会社の略称。
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