平和の森公園(中野区)の基本情報
以下では「平和の森公園(中野区)」の基本情報についてご紹介します。
歴史
1975年に廃所となった「中野刑務所」の跡地が整備され、1983年に公園として開園。ちなみに中野刑務所では主に、皇室や私有財産制への反抗者である「治安維持法抵触犯」が収容されていた。
備考
面積は約5万5千平方メートル。現在も未整備の箇所があり、完成はしていない。当園内の「北遺跡」、および隣接する「新井三丁目遺跡」を含むエリアでは、弥生時代に巨大な集落があったと考えられている。ちなみに東京都大田区にある平和の森公園は全くの別物。

利用案内
無料/無休
住所
東京都中野区新井3-37-6
アクセス
西武新宿線「沼袋駅」
電話番号
03-3228-8032
公式サイト
平和の森公園(中野区)の写真や動画
以下では「平和の森公園(中野区)」について写真付きでご紹介します。

「平和の森公園・入口」。平和公園通りから見たところ。この地は昭和39年、弥生時代の住居跡や土器などが発見されたため、「埋蔵文化財宝蔵地」として指定された。約260軒の住居からなる集落があったと考えられている。

「平和資料展示室」。公園事務所を兼ねる。開館は9:00~16:30で年末年始休館。区の平和行政を伝える常設展示や、平和関連ビデオを自由に閲覧できる。

「平和記念碑」。入口の右側に立っている。中野区の「憲法擁護・非核都市宣言」を記念して1986年に建立された。石は広島市庁舎で使われていた被爆敷石。

「児童コーナー」。隣には柵で囲った仮設のドッグランがある。

「少年のスポーツ広場」。約4,200平方メートルで、小中学生の球技に利用できる。


「下水道局中野処理場」。1995年に完成した下水道処理施設で、芝生広場に隣接している。

「水辺の広場」。池、州浜、滝を小川でつないだ広場。

「弥生時代の復元住居」。弥生時代後期(約1,800年前)の住居を復元したもので、内部には炉や貯蔵穴、土器や農耕具などの複製品が展示されている。