台場公園の基本情報
以下では「台場公園」の基本情報についてご紹介します。
歴史
江戸時代、ペリー率いる外国艦船の攻撃から江戸を守るため、品川沖に6つの台場(砲台)が設けられた。結局使われることの無かったこれらの台場は、昭和に入って4つが取り壊され、第三台場と第六台場の2つだけが残された。このうち、原形を最もよくとどめている「第三台場」を整備して1928年に開放したのが当公園。
備考
面積は約3万平方メートル。第三台場と共に国の史跡に指定された第六台場は、植物や野鳥の宝庫になっており、学術的に貴重な場所であるとの観点から立入が禁止されている。
利用案内
無料/無休
住所
東京都港区台場1-10-1
アクセス
- ゆりかもめ「お台場海浜公園駅」
- 都バス海01系統「お台場海浜公園前」
- 都バス海01系統「台場駅前」
電話番号
03-5500-2455
公式サイト
台場公園の写真や動画
以下では「台場公園」について写真付きでご紹介します。
「台場公園・入口」。東端。1854年5月の竣工で、高さ5~7メートルほどの石垣の上に土手が築かれている。関東大震災で破損した部分を修復し、陸につながる道を増設して1928年公園として開放された。現在は隣接するお台場海浜公園と陸続きになっている。
「東の園路」。遠くにはフジテレビの社屋を眺めることができる。
「砲台跡」。南端。フェリーが浦賀に来航した1853年8月に着工。それから1年3ヶ月の時間をかけ、合計6基の砲台を完成させたが、結局使われることはなかった。
「第六台場」。西の洋上、レインボーブリッジの足元に浮かんでいる。1854年11月の竣工。造られた当時のまま海上にあり、一般人は立入禁止。植物や野鳥の宝庫として珍重されている。ちなみに第六台場の隣に浮かんでいる細長い2つの島は「鳥の島」と呼ばれているもので、砲台では無い。
「かまど跡」。かつてここでは守備隊の食事が作られていた。
「弾薬庫跡」。草が生い茂って不気味な雰囲気を漂わせている。
「レインボーブリッジ」。北端から見たところ。1993年8月の開通。長さは798メートル、橋げたの高さは52メートルある。
「史跡記念碑」。北端。石組みの船着場跡あり。