代々木公園の基本情報
以下では「代々木公園」の基本情報についてご紹介します。
歴史
代々木公園の敷地は、元々大日本帝国陸軍の代々木練兵場だったが、第二次大戦敗戦後には占領アメリカ軍施設・ワシントンハイツとなった。1964年(昭和39年)の東京オリンピックで代々木選手村として使用された後に再整備され、1967年(昭和42年)、代々木公園として開園した。
備考
公園内は、噴水がある北側のA地区と、スポーツ施設やイベントホールなどがある南側のB地区とに大別される。両地区を分けているのは、東京都道413号赤坂杉並線。A地区のさらに北側には明治神宮が広がる。
利用案内
- 無料/無休
- 5/1~10/15=5:00~20:00
- 10/16~4/30=5:00~17:00
住所
東京都渋谷区代々木神園町2-1
アクセス
- JR山手線「原宿駅」
- 東京メトロ千代田線「代々木公園駅」
- 東京メトロ千代田線「明治神宮前(原宿)」
- 東京メトロ副都心線「明治神宮前(原宿)」
- 小田急線「代々木八幡」
電話番号
03-3469-6081
公式サイト
代々木公園の写真や動画
以下では「代々木公園」について写真付きでご紹介します。
「東京都立代々木公園・入口」。公園は明治神宮に隣接する形で広がっている。入口から原宿門へ至るまでの広場には、東京アートポイント計画の一環として、アーティスト・淺井裕介氏が作成した「植物になった白線」が描かれている。
「時計塔」。東京西ロータリークラブが、創立50周年を記念して、平成16年に寄贈したもの。入口付近の目印となっている。
「代々木公園・原宿門」。公園には原宿門のほか、渋谷門、南門、西門がある。開園時間は、5/1~10/15が5:00~20:00で、それ以外が5:00~17:00。
「ばら園」。原宿門から直進したところ。誰もが庭で手軽に育てることのできる「ガーデンローズ」が中心的に植えられている。種類はランドスケープローズ(修景バラ)やクライミングローズ(つるバラ)など。
「水回廊」。公園のほぼ中央に位置する噴水広場まで続く。平成2年5月に完成した。
「展望デッキ」。渋谷門近くにある。壁面の絵は、さぞや名の有る芸術家の作品かと思いきや、実はグラフィティアート。要するに誰が描いたのか分からない「落書き」ということ。しかし、非常に目立つので目印としては使いやすい。
「展望デッキからの眺め」。展望デッキは、日本で始めて導入された高架式遊歩道で、長さが145メートル、幅が6メートル、高さが6メートルある。水回廊から噴水までを一望できる。
「見えない貯水池」。公園の地下には貯水施設があり、雨が降ると水は土を通してこの施設に溜まるようになっている。また災害に備え、常時1,500立方メートルの新鮮な水が地下に用意されている。
「日本初飛行の地」。公園の南側にある。代々木練兵場が開設されて間もない明治43年(1910)、徳川・日野両大尉が、わが国で最初の飛行をしたことを記念している。徳川大尉は高度70メートルで3,000メートル、日野大尉は高度45メートルで1,000メートル飛行した。
「西のコミュニティ」。初飛行記念碑から西門に至るまでの区域には、どうやら独自のコミュニティがあるようだ。彼らには開門も閉門も関係ない。
「代々木公園・西門」。井の頭通りに面している。真逆の東側にあるのが「原宿門」。
「代々木公園・売店」。全部で3ヶ所あり、土日祝とお花見の季節にはケータリングカーも出動する。西門付近にあるこの「パークス代々木の丘」だけ月曜定休。
「サイクリングコース」。公園北にある。サイクリングコースの全長は1,841メートルで、案内板に沿って走行する。スタート地点であるサイクリングセンターでは自転車の貸し出しも行っており、営業は9:00~16:30、月曜定休。
「代々木公園ドッグラン」。超小型犬エリア、小・中型犬エリア、中・大型犬エリアに3分割されている。利用は無料だが、サービスセンターにて事前の登録が必要(03-3469-6081)。
北から見た公園。季節は12月。いちょうの落ち葉が地面を覆い尽くし、美しい黄色のじゅうたんを作り出している。
「いちょう林」。噴水広場と原宿門のちょうど中間辺りに広がっている。秋から冬にかけてが見頃だろう。
「バードサンクチュアリ」。公園の北東に広がっている。野鳥の好む木を植え、柵で囲うことによって野鳥たちが暮らしやすい聖域を作り出している。不定期で「野鳥観察会」が開催されているが、サンクチュアリ内に入ることはできない。野鳥保護のためA地区への犬の連込みが禁止された時期もあったようだ。
「ケツァルコアトゥル(Quetzalcoatl)」。1990年11月、日本とメキシコの友好親善のシンボルとして、東京都に贈られたオブジェ。古代メキシコ神話の文化神・ケツァルコアトゥルの化身「羽毛のある蛇」が表現されている。作者はフェデリーコ・シルバ。
「オリンピック記念宿舎」。原宿門のすぐ北側。東京オリンピックでこの公園が選手村として使われたときの唯一の名残。宿舎はオランダ選手が利用したという。
「東京オリンピック記念・樹木見本園」。1964年、当公園内に設置された選手村で過ごした世界各国の選手たちが、自国の代表的な樹木の種子を持ち寄ったという。現在あるのは、各地の林業試験場で育成された22ヶ国、24種類の樹木。
「時計塔広場」。道路を渡り、B地区に入ったところ。A地区の渋谷門からも入れる。
「けやき並木」。時計塔広場から南へ伸びる並木道。左手に見えるのが国立代、右手に見切れているのがNHK。
「代々木公園サッカー場」。要予約の2時間7,200円。第2・4火曜定休。
「代々木公園陸上競技場」。要予約の第1・3金曜定休。第1日曜日、第3土曜日、毎週水曜日及び毎週火・金・土曜日の夜間、及び団体が利用していない時間帯は無料開放される。