名主の滝公園の基本情報
以下では「名主の滝公園」の基本情報についてご紹介します。
歴史
江戸時代の安政年間(1854~1860)、王子村の名主だった畑野孫八が自邸に開いたのが始まり。1938年、株式会社精養軒が土地を買収し、食堂やプールなどが作られたものの、1945年の空襲で焼失。戦後は東京都の手に渡って整備が進められ、1960年、自然の風景を取り入れた回遊式庭園としてオープンした。北区に移管されたのは1975年。
備考
武蔵野台地の突端である王子近辺には、かつて「王子七滝」と呼ばれる7つの滝があった。このうち現存するのは当園内にある男滝(おだき)、女滝(めだき)、独鈷の滝(どっこのたき)、湧玉の滝(ゆうぎょくのたき)の4つのみ。

利用案内
- 入園無料
- 9:00~17:00
- 年末年始休園
住所
東京都北区岸町1-15-25
アクセス
- JR京浜東北線「王子駅」
- JR京浜東北線「東十条駅」
- 東京メトロ南北線「王子駅」
- 都電荒川線「王子駅前」
電話番号
03-3908-9275
公式サイト
名主の滝公園の写真や動画
以下では「名主の滝公園」について写真付きでご紹介します。

「薬医門」(やくいもん)。園の南にある門。北には正門がある。



「南の園路」。ケヤキ・エノキ・シイのほか、100本余りのヤマモミジが植えられている。


「西の園路」。斜面を巧みに利用して自然の風景を取り入れている。

「流れ」。園内を南北に貫く。4つの滝から落ちた水は、この流れから池に通じる。


「茶室」。北の正門近く。8帖+3帖+待合+水屋から成る。利用時間は9:00~12:00、13:00~16:00の半日単位で、料金は半日1,200円。