甘泉園公園の基本情報
以下では「甘泉園公園」の基本情報についてご紹介します。
歴史
江戸時代には、徳川御三卿の一つ・清水家の下屋敷があった。明治に入ると相馬(そうま)子爵邸になり、昭和初期には近隣にある早稲田大学の施設となった。戦後は一時東京都に売却されて都立公園になったが、1969年に新宿区へ移管、区立公園となり現在に至る。
備考
面積は約14,000平方メートル。かつて当地にあった湧き水がお茶に適していたことから「甘泉園」(かんせんえん)と呼ばれるようになったという。なお隣接する水稲荷神社は、元々早稲田大学九号館付近にあったもの。1961年、大学の要請に応じて土地交換を行ったため、大学が所有していた現在地に移転した。

利用案内
- 無料/無休
- 11月~2月=7:00~17:00
- 3月~10月=7:00~19:00
住所
東京都新宿区西早稲田3-5
アクセス
- 東京メトロ東西線「早稲田駅」
- 都電荒川線「面影橋停留所」
- 都電荒川線「早稲田停留所」
電話番号
03-5273-3914
公式サイト
甘泉園公園の写真や動画
以下では「甘泉園公園」について写真付きでご紹介します。

「甘泉園・北口」。面影橋方面に近い方。水稲荷神社の参道から入る南口もある。ちなみに甘泉園の由来を記した石碑は、社務所前に置かれている。

「園道」。江戸中期の安永三年(1774)には、徳川御三卿の一つ清水家の下屋敷(別荘)が置かれていた。春のツツジや秋の紅葉が見所。

「下池」(しものいけ)。ひょうたん形の小さい方。スッポンがいるという。

「上池」(かみのいけ)。ひょうたん形の大きい方。庭園は神田川の右岸にある傾斜地とその低地に位置しており、池の水は段丘の高低差を利用して引かれている。

「中の島」。上池の中心にある小さなエリア。


「小川」。小滝から上池へと流入するところ。

「常緑樹林」。新宿区立唯一の回遊式庭園で、「みどりの新宿30選」、および「日本の歴史公園100選」に選出されている。

「児童コーナー」。面影橋口の隣にあり、テニスコートもある。テニスコートの利用に関しては、新宿未来創造財団まで。