有栖川宮記念公園の基本情報
以下では「有栖川宮記念公園」の基本情報についてご紹介します。
歴史
江戸時代は旧盛岡藩主南部美濃守の下屋敷だったが、1896年、有栖川宮御用地となり、1913年高松宮御用地となった。その後1934年、有栖川宮威仁親王のご命日にちなんで当地が賜与され、同年11月「有栖川宮記念公園」として開園した。
備考
面積は約6万7千平方メートル。東側は高台、西南側は低地になっており、大きく傾斜している。周辺は「木下坂」(北側)、「南部坂」(南側)、「仙台坂」(東側)など、名のある坂道に囲まれている。
利用案内
無料/無休
住所
東京都港区南麻布5-7-29
アクセス
東京メトロ日比谷線「広尾駅」
電話番号
03-5114-8803
公式サイト
有栖川宮記念公園の写真や動画
以下では「有栖川宮記念公園」について写真付きでご紹介します。
「有栖川宮記念公園・入口」。北は、「木下坂」、南は「南部坂」に囲まれている。前者は大名木下家の屋敷があったことにちなんでおり、後者は南部藩の屋敷があったことにちなんでいる。
「中央広場」。管理事務所近く。
「有栖川熾仁親王像」。熾仁親王(たるひとしんのう, 1835~1895)は、有栖川家九代目の親王で、明治維新、西南の役、日清戦争で優れた武勲を立てられた。この銅像は1903年に大熊氏広が作製したもの。なお有栖川宮家に祭祀継承者はいないので要注意。
「僕は少年新聞や」。彫刻家朝倉文夫の次女、朝倉響子女史の作品。
「噴水」。中央広場から東へ進んだところ。
「東の広場」。中央図書館の前に広がる。笛ふき少年像あり。
「笛ふき少年」。戦後日本を代表する彫刻家、舟越保武氏(1912~2002)の作品。
「ヨーロッパ菩提樹」。2011年、日本とドイツの交流150年を記念し、ドイツから贈られたもの。植えられてから日が浅いのでまだ小さい。
「東京都立中央図書館」。蔵書は約170万冊で座席は約900席。月曜日~金曜日は10:00~21:00、土日祝日が10:00~17:30。詳しくはこちら。
「東の園路」。都立中央図書館の前。指定喫煙場所あり。
「中央園路」。都立中央図書館の裏手。公園を南北に分断するように伸びる。
「北の園路」。木下坂に沿って延びる。
「渓流」。上流の滝と下流の池をつなぐ。
「池」。カモ、カメ、コイなどが泳いでいる。周囲には花ショウブ園や梅林もあり。
「南の園路」。右手が南部坂で、坂の向こうにはドイツ大使館がある。
「児童コーナー」。中央広場に隣接。